防衛省が過去最大規模の予算要求を計画
防衛省は2027年度の予算要求として、過去最高額となる約8.9兆円を計上する方針であることが明らかになった。この要求額はこれまでの防衛関連予算の中で最大規模となり、日本の安全保障政策における大幅な支出拡大を示すものとなっている。
年末の予算案でさらなる増額も
今回の要求額はあくまでも省庁段階での概算要求であり、年末に政府が閣議決定する予算案の策定過程において、実際の計上額がさらに増加する可能性が指摘されている。最終的な予算規模は、政府全体の財政方針や安全保障上の優先事項を踏まえた調整を経て確定される見通しだ。
防衛費増額をめぐる背景
日本政府はこれまでに、2027年度までに防衛費を国内総生産(GDP)比2%程度に引き上げる目標を掲げており、今回の予算要求はその目標達成に向けた取り組みの一環とみられる。防衛力の抜本的な強化を目指す方針のもと、装備品の取得や研究開発、人員体制の整備などに向けた支出が拡大している。