赤根ICC所長、制裁後初めて公式コメント
国際刑事裁判所(ICC)のトップを務める赤根智子所長は、米国から制裁を科された後、初めて公式な立場からコメントを発表した。日本出身の赤根所長は、今回の制裁措置について「驚いていない」と述べ、冷静な姿勢を示した。
「国際法の秩序が崩れる危機」と訴え
赤根所長は、今回の制裁が単なる個人への攻撃にとどまらず、国際社会全体が長年かけて構築してきた法の支配そのものへの挑戦であるとして、強い懸念を示した。国際社会における法的秩序の「消滅」を招きかねないとして、その影響の深刻さを訴えた。
国際刑事裁判所をめぐる米国との緊張
ICCと米国の間には以前から緊張関係が存在しており、今回の制裁措置はその対立が一段と深まったことを示している。ICCは各国の司法制度が機能しない場合に個人の刑事責任を追及する国際機関であるが、米国はこれまでICCへの加盟を拒否し続けている。