重要鉱物をめぐる共通の課題
希土類をはじめとする重要鉱物の世界市場において、中国が圧倒的な影響力を持っている。こうした状況を背景に、日本とインドはいずれも重要鉱物の調達を輸入に大きく依存せざるを得ない立場にある。
リサイクルを通じた資源確保への取り組み
両国はこのような供給リスクに対応するため、重要鉱物のリサイクルに焦点を当てた初の共同イベントを開催した。輸入依存を軽減し、国内における資源循環の仕組みを構築することが、今回の取り組みの主な目的とされている。
重要鉱物は電気自動車や再生可能エネルギー設備、半導体など、現代の産業や技術に不可欠な素材であり、安定的な供給確保は両国にとって喫緊の課題となっている。リサイクル技術の向上と協力関係の深化を通じて、サプライチェーンの多様化を図ることが期待されている。